わたしの体内で一体何が…?
切開を決意した私のもとに研修医がわらわら。
よいよい、未来への糧にしてくれ。
『じゃ、切りますねー。』
まあ麻酔効いてるんで無感覚。
べろの下に唾液腺があるのでそこを切るんですって。
そして先生が指で顎の裏押しながらまさぐる。
数秒後、私がつばを飲み込んだと同時に先生が、
『お!出てきた!』
なにがなにが?石?
『違う!なんだこれ? 砂だ!』
‼…ぃいやぁああああーーー。(善逸風)
何で砂!?
どっからの砂?
口の中に砂!
ぃいやぁああああーーー!
むりぃぃーーー。
どうやら砂が唾液腺につまってたらしい。
そして何故砂なのかわからんと。
先生も砂バージョンは初めてらしいです。
ちょ、怖いやんけ…。
砂全部出して縫合してまた1週間後にでその日は終わり。
帰りにコンビに寄って、麻酔切れた後におそるおそるおにぎり食べたら、
痛くない!腫れない!
切開した痛みはあるけど全然あの痛みと比べたらへーき。
食べれるーーー!!
食べれるって素晴らしいね。